女子アナへのセクハラで3人処分！！

テレビ朝日系の大阪・朝日放送（ＡＢＣ）で１４日、男性アナウンサー３人によるセクハラ行為がいもづる式に発覚、最大で停職３か月の処分を受けた。今年夏ごろ、うち１人によるセクハラ行為が明るみになったことから、同局コンプライアンス室が調査したところ、他の２件も発覚したという。
相次ぐ女子アナへのセクハラだが果たして・・・



同局広報部は「被害者には心からおわび申し上げます」などとコメントしている。

　衝撃的な「キス写真」で騒動を巻き起こした山本モナさんの元所属局で、アナウンサーの３人同時処罰という前代未聞の不祥事が起こった。

　朝日放送は１４日、同日付で男性アナウンサー３人を処分したことを発表。個別に３件、セクハラによる就業規則違反行為があったためで、同局広報部は「被害者には、心からおわび申し上げますとともに、視聴者・聴取者の皆様の信頼を損なったことをおわび致します」などと謝罪コメントを発表した。




　当該社員の名前や所属部署などは被害者のプライバシーなどに配慮し明らかにされなかったが、同局関係者によると、３人は３６、３９、４５歳のいずれも男性アナウンサー。２人が停職３か月、１人がけん責処分を受けたという。セクハラの内容については公表していない。

　３人はそれぞれベテラン、中堅クラスとして活躍。３６歳のアナは端正なルックスで知られ「とても話しやすく、腰も低い」（関係者）という。ただ、一方では「パーティー会場で酔っぱらい、両手に女性を抱え、バカ騒ぎしていた。周囲もあきれていた」との証言も。




　３９歳のアナについては「ジェントルマン。おとなしくて（セクハラ行為をしたのが）一番意外」と関係者も首をかしげる。朝一番の地元情報テレビ番組の司会などを担当し、タレント・上沼恵美子さんとラジオ番組を担当していたこともある。最近、自らの経験をまとめた本を出版する予定だった。

　また、４５歳のアナは主にプロ野球などスポーツ中継などに携わってきたが、「はっきりいって地味な印象」（関係者）だという。同局では、少なくとも今年夏までに最初のセクハラ行為を把握。コンプライアンス室が内部調査を進めた結果、新たに２件が発覚した。いずれも時期が違っており、共謀関係はなかった。




　同局関係者の１人は「非常に残念。（放送局は）社会一般の企業より数段高い倫理観を持つようにやってきた」と苦渋の表情で話した。同局広報部は「今後、こうしたことが二度と起こらないよう社員教育を徹底する所存です」とコメントしている